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2級船舶免許で乗れる船は?船の種類やサイズ、1級船舶免許との違いを紹介

海や湖でのレジャー活動に興味を持つ方にとって、船舶免許の取得は非常に気になる免許ではないでしょうか。船を扱う免許には2級船舶免許と1級船舶免許があり、それぞれ異なる特徴が存在します。そこで今回は、2級船舶免許と1級船舶免許との違いをわかりやすく解説します。

 

2級船舶免許で乗れる船は?

2級船舶免許で乗れる船はプレジャーボートからヨット、さらには小型の旅客船まで、多様な船舶が対象です。ただし、2級船舶免許で乗れる船の航行距離には制限があり、制限を正確に理解しなければ、自分自身の目的に合った用途で使用出来ないかもしれません。そこで以下では、2級船舶免許で乗れる船について、サイズや種類、そして具体的な例を交えながら解説します。

乗れる船のサイズは「総トン数20トン未満」の船

2級船舶免許で操縦できる船のサイズは、「総トン数20トン未満」に限定されています。ここは1級船舶免許も同様です。総トン数20トン未満の船はプレジャーボートで使用されている船の多くが該当します。また、業務で使用する船舶でも総トン数19トンの船舶は多く存在し、事故で有名になったKAZU1も総トン数19トンで2級小型船舶免許で操船が可能です。
ここで表されている「総トン数」は重量ではなく、容積を表す指標です。つまり、同じ総トン数20トン未満でも、形状や構造により実際の大きさや乗船可能人数は大きく異なります。したがって、2級船舶免許の乗船範囲を理解したうえで、ご自身に合った船を選択することが、安全な航行をおこなうには欠かせないポイントといえるでしょう。

乗れる船の種類

2級船舶免許で操縦できる船は多種多様ですが、実際にはどのような船を操れるのでしょうか。ここでは、2級船舶免許で操縦できる船の種類を紹介します。

プレジャーボート

プレジャーボートは、2級船舶免許で操縦できる船のなかでも人気の高い部類です。扱いやすく多目的に使用できる汎用性の高さが、人々を魅了しているためです。レジャーやスポーツフィッシング、クルージングなど多岐にわたる用途に適しており、初心者から上級者まで幅広い層に支持されています。
また、プレジャーボートのもうひとつの魅力は、快適性と操作性のバランスが取れている点です。船内には居住スペースがあり、長時間の航行でも快適に過ごせます。また、エンジンの出力も適度で、安定した航行が可能です。プレジャーボートを選ぶ際は用途やスキルレベル、予算に合わせて選択することが重要です。
初心者の場合はまず、レンタルボートで経験を積み、ご自身に合ったタイプを見つけてから購入を検討するのもよいかもしれません。

ヨット

風を動力源とする優雅な船舶で、2級船舶免許で操縦できる船のなかでも特別な魅力を持っています。ヨットの最大の特徴は、自然の力を利用して航行するところです。エンジンを使用している場合と比べて静かで、環境にやさしい航行が可能です。また、ヨットは単なる移動手段ではなく、操縦自体がスポーツとして楽しめる点も大きな魅力といえます。
ヨットには主に2種類あり、ひとつは「ディンギー」と呼ばれる小型ヨットで、もう一方は「クルーザー」と呼ばれる大型ヨットです。ディンギーは1〜2人乗りの小回りの利くエンジンが搭載されていないヨットで、主にセーリング競技や練習用として使用されます。クルーザーはエンジンが搭載され居住設備を備えた大型ヨットで、長期の航海や快適なクルージングが楽しめます。

フィッシングボート

フィッシングボートは、釣りに特化した設計と機能を備えており、快適で効率的な釣りを体験できます。フィッシングボートの大きな特徴は、釣り専用の装備が充実している点です。たとえば、ライブウェル(生簀)は捕獲した魚を保存するのに必要不可欠なアイテムです。

また、ロッドホルダーやタックルボックス収納スペース、魚群探知機の設置場所なども釣り人のニーズに合わせて最適化されています。さらにデッキスペースが広く安定性が高いため、立ったままでの釣りができるのもフィッシングボートの強みです。

旅客船

2級船舶免許で操縦できる旅客船は、20トン未満の小型旅客船に限定されますが、それでも十分な乗客数を収容して快適な航行ができます。2級船舶免許で操縦できる旅客船には、たとえば「グラスボトム遊覧船」があります。グラスボトム遊覧船の大きな魅力は、底部に大きな窓があって水中の景色を楽しめるところです。
また、旅客船の操縦は単なるレジャーを超えて、ビジネスチャンスにもなり得ます。観光地での短距離クルーズやイベント時の特別な水上ツアーなど、数多くの用途に利用できます。安全性と快適性を兼ね備えた小型旅客船は、水上観光の魅力を最大限に引き出す重要な役割を果たすでしょう。

スポーツボート

スポーツボートは、高速航行や水上スポーツを楽しむために設計されており、パワフルなエンジンと洗練されたデザインが特徴です。
水上スキーやウェイクボードなどのウォータースポーツに最適です。「ウェイクボード専用ボート」も人気があり、後方に大きなウェイク(航跡波)を作り出すように設計されていて、ウェイクボードなどを楽しむのに適しています。
このようにスポーツボートの操縦は移動手段としてだけでなく、操縦自体がスポーツとして楽しめる点が大きな魅力です。高速航行の爽快感やウォータースポーツを楽しむ友人たちとの時間は、かけがえのない体験といえるでしょう。

トレーラブルボート

トレーラブルボートは、車で牽引できるように設計された船です。最大の魅力は、機動性と多様性です。好きな場所に簡単に運べるため、異なる水域でも船遊びを楽しめる点は水上レジャーにおいて大きな強みです。

トレーラブルボートの例として、「アルミボート」があります。軽量で丈夫なアルミボートは浅い河や湖釣りに適しており、車で簡単に運搬できるため日本全国の湖や河川で使用できます。

また、「インフレータブルボート」も人気があり、軽量で収納時はコンパクトになるため保管場所を選びません。使用時は膨らませてから乗船するため、小さな車でも運べる利点があります。

レンタルボート

多くのマリーナやレンタル業者が、船舶免許所持者向けに数多くのボートを提供しています。レンタルボートの最大のメリットは、豊富な種類の船を経験できることや維持費や保管の心配がないところです。2級船舶免許があれば、その日の気分や目的に合わせて異なるタイプの船を選べます。レンタル業者から安全指導を受けられるため、初心者でも安心して操縦を楽しめます。

2級船舶免許で航行可能な範囲

2級船舶免許で航行可能な範囲は、原則として陸地から5海里(約9.3km)以内に限定されています。航行可能な範囲を制限しているのは、安全性はもちろん、初心者や経験の浅い操縦者でも安心して船を操縦できるようにするためです。
ただし、湖や川といった内水面では5海里の制限は適用されません。琵琶湖全域や長野県の諏訪湖、富士五湖などでは、岸からの距離に関係なく自由に航行できます。

2級船舶免許と1級船舶免許の違いとは

船舶免許を取得する際、1級と2級でどのような違いがあるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。ここでは、2級と1級の船舶免許の違いを解説します。

乗れる船のサイズや種類に違いはない

意外かもしれませんが、2級船舶免許と1級船舶免許で乗れる船のサイズや種類には違いがありません。両免許とも、「総トン数20トン未満の船舶」であれば操縦できます。操縦できる船の例としては、一般的なプレジャーボートやヨット、フィッシングボートなどがあります。

それでは、2級と1級の船舶免許の主な違いは何でしょうか。ここでは、具体的な相違点について詳しく説明します。

【違い1】取得可能な年齢

2級船舶免許と1級船舶免許は、取得可能な年齢に違いがあります。2級船舶免許は15歳9か月、1級船舶免許は17歳9か月から講習や試験を受けることが可能です。この年齢差は、操縦技術の習得や責任能力の成熟度を考慮して設定されています。2級免許は比較的若い年齢から取得できるため、早期からマリンレジャーを楽しめます。たとえば、高校1年生の夏休みから2級免許の取得準備を始めれば、翌年の夏には家族や友人をボートに乗船させられます。

一方、1級免許は高校卒業前後から取得可能となり、より広範囲の航行に備えた十分な判断力が重要です。このように、年齢制限の違いは安全性と経験の蓄積を重視した結果であり、それぞれの免許に適した責任能力を持つ年齢で取得できるように設定されています。

【違い2】航行可能な距離

2級船舶免許と1級船舶免許の顕著な違いは、航行可能な距離です。2級免許では海岸から5海里(約9.3km)までしか航行できないのに対し、1級免許では海岸から無制限(100海里(約185km)オーバーは機関士が必要)まで航行可能です。
たとえば、2級免許では東京湾内での釣りやクルージングはできますが、例えば相模湾を横断して伊豆大島への航行は制限され、陸沿いの航行が必要となります。一方、1級船舶免許であれば例えば相模湾の湘南エリアから伊豆大島へのダイレクトな航行も可能となり、より広範囲での海洋レジャーを楽しめます。

【注意点】水上バイクにはどちらの免許でも乗れない

2級船舶免許や1級船舶免許を取得しても、水上バイクは運転できません。水上バイクを操縦するには、「特殊小型船舶操縦士免許」が必要なためです。特殊小型船舶操縦士免許を取得すると、海岸や川・湖岸から2海里以内(約3.7km)の水域であれば水上バイクを運転できます。

2級船舶免許の活用シーン

2級船舶免許は、レジャーから業務まで幅広い場面で活躍します。船舶免許の取得後は、海や湖での楽しみ方が大きく広がるだけでなく、ビジネスを拡大する可能性があります。それでは、具体的にどのような場面で2級船舶免許を活用できるのか、詳しく見ていきましょう。

レジャーシーン

2級船舶免許があれば、さまざまな船を用いて家族や友人とともに海や湖での時間を存分に楽しめます。具体的には、以下のレジャーシーンでの活用が可能です。

●    釣り

沖釣りやルアーフィッシングなど、数多くの釣りスタイルを楽しめます。

●    クルージング

海岸線に沿って景色を楽しんだり、のんびりと湖上散歩を楽しんだりできます。

●    ウェイクボード・水上スキー

ボートで引っ張ってもらい、エキサイティングなマリンスポーツが楽しめます。

このように、2級船舶免許を取得すれば、多彩なアクティビティを楽しめます。マリンレジャーを思いっきり楽しみたい方は、ぜひ取得しておきたい免許といえます。

業務利用

2級船舶免許はレジャーだけでなく、さまざまな業務シーンでも活用できます。2級船舶免許で操縦できる船舶が、多くの業務用途に適しているためです。具体的には、以下の業務での活用が考えられます。

●    観光業

遊覧船やクルーズ船の操縦手として勤続できます。

●    漁業

小型漁船を使用した沿岸漁業に従事させられます。

●    マリンスポーツインストラクター

ウェイクボードや水上スキーなどのインストラクターとして活躍できます。

●    水上警備

マリーナやビーチなどでの警備業務に従事できます。

以上の点からもわかるとおり、2級船舶免許は数多くの業務シーンで活用できます。水上や海上での仕事に興味がある方にとって、2級船舶免許は新たなキャリアへの扉を開く重要な免許であるといえるでしょう。

2級小型船舶免許を取得するならUmimawari.

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アフターフォローも充実しており、免許取得後も離着岸などの操船練習やクルージングルートのご紹介、船の購入、開業に向けた法律相談など幅広くご相談いただけます。

神奈川をはじめ、東京・大阪・佐賀エリアで受講できます。

神奈川・東京で2級小型船舶免許の取得をお考えの方はUmimawari.にお問い合わせください。

まとめ

今回は、2級船舶免許で乗れる船の種類や特徴、1級船舶免許との違いについて解説しました。2級船舶免許でもレジャーや業務など幅広いシーンで活用でき、マリンアクティビティの可能性を大きく広げてくれます。ただし、1級船舶免許と航行範囲の面で異なる部分もあるため、免許を選ぶ際はご自身の目的や航行範囲を理解したうえで種類を決めるとよいでしょう。

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